● コキ250000・350000   テールライト点灯化改造  製作記

● 使用車両      TOMIX コキ250000・350000 銀河モデル・TAVASAなどの各パーツ LEDなどの電子部品

● 実車について  ●ブレーキ装置指令変換弁追加改造(250000番台)
           従来、最大1000tであったコンテナ列車の輸送力を1200tに増強するため
           ブレーキシリンダ圧力の立ち上がりを早めるブレーキ装置の改造を実施した
           コキ50000形の最高速度は95km/hだが、1000tまでの列車で牽引機関車限定にて100km/h走行が可能
           1985〜86年に391両が改造され、改造後の車両番号は「原番号+200000」の基準で付番されている
           現在も一部はコキ100系とともに高速運用に使用されているが、大半は一般車と共通使用される

          ●電磁ブレーキ化改造(350000番台)
           1988年3月ダイヤ改正で最高速度110km/hのコンテナ列車「スーパーライナー」に充当するため
           1987年にコキ50000形から45両(350000〜350044)が改造された
           ブレーキ装置を応荷重式電磁自動空気ブレーキに改造し、台車の基礎ブレーキ装置も一部変更
           台車形式をTR223C形として区別している
           番号は落成順に350000から付番され、原番号との関連はない
           現在は関東地区内での限定運用とされ、川崎市のゴミ収集列車「クリーン川崎号」などに使用

             以上、ウィキペディア(Wikipedia)国鉄コキ50000形貨車 より抜粋

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では、改造開始・・・


  車体の分解
   車体を裏返し、台車を止めているネジを外します
   また、手すりが付いている部品もバラして置きます
   バラし終わったら、手すりの部品に、光学繊維を通す穴(0.5mm)を開けておきます

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  ライト部の作成
   1mmプラ棒に0.5mmの穴を開けライト部を作ります。その後、0.8mmのドリルで軽くなめます
   なめる事で、レンズの部分を大きくする為です
   その後、ライト部上部を丸くやすり、形を整えます
    光学繊維は、熱した半田こてに少し押し当て先を太くし、瞬間接着剤を少量付けてからライト部に通します
   そして、手すりに通して、裏側から少量の瞬間接着剤にて取り付けます

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  LEDの配線
   幅1.2mm高さ0.8mmのLEDに配線を半田つけしますが、あまりにも小さいので、両面テープに貼り付けて半田つけします
   この時、+−の方向がありますので、充分注意します
   LEDに半田つけする前に、銅線に半田メッキをしておくと、配線がしやすいです
   半田つけが終わると、はみ出ている銅線を綺麗に切っておきます

    
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  LEDのライトBOXの作成
   ライトボックスを作る前に、先ほど作ったライト部の光学繊維を少し斜めにカットしておきます
   斜めにカットする事で、少しでもLEDの光を沢山受け止めるように出来ます
   また、車体に遮光用に黒のカッティングシートを貼り付けます
   さて、ボックス部の作成です
   1mmプラ棒を長さ3〜6mmに切り出しますが、切り出す前に光学繊維を通す穴と、配線を通す穴を開けます
   写真は、配線用の穴を開けたプラ角材です
   材料が揃えば、瞬間接着剤で取り付けて行き、最後にカプラーを取り付ける台として1oのプラ板を貼り付けました

    
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  集電シューの作成・取り付け
   極小の抵抗が手に入りましたので、使ってみる事にしました
   物が小さいので、半田付けに苦労しましたが、無事取り付けに成功
   グラグラしないように両面テープにて、固定しました
   ライトケース部は、光が漏れるのを防ぐ為、液状サフェーサーを少し流し込みます
   車輪との集電は、0.07oの銅板をカットして銅線を台車間の長さに切った物を半田付け
   両面テープにて銅板を固定しています
   LEDの配線も、ここで銅板部分に半田付けしています

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  カプラー・エアホース・開放テコの取り付け
   カプラー・エアホース・開放テコの下穴を開けます
   カプラー受けはTAVASAのTNカプラー受けを使用するので、1.2oの下穴を開けます
   エアホースは0.5o、開放テコの下穴は0.25oのピンバイスにて開けました
   開放テコのテコ受けに銀河モデルの割りピン、開放テコは0.3mm真鍮線を使用、エアホースも銀河モデルのパーツです

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   ライトボックスの遮光とパーツの塗装
   ライトボックスの遮光も、黒のカッティングシートを貼り付けしています
   後で塗装しますので、ペーパーで軽く擦っておきます
   シールを貼った後、光が漏れるのを防ぐ為、サフェーサーを流し込んでおきます
   サフェーサーが乾いたら、塗装をします(グンゼの水性塗料にて近似色を塗っています)
   ライト部と開放テコは灰色、エアホースは黒色を塗装しています

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  台車のストッパー取り付け
   保管時に台車が過剰に回って、取り付けた集電シューに集電バネが引っ掛かり、台車の位置が元に戻らない時が
   ある事が判明したので、台車と車体にストッパーをプラ棒で作って見ました
   (作ると言っても、1oプラ棒を引っ付けただけですが)
   しかし、思った以上に効果があったのでヨシとします

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   台車を取り付けて、完成です

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